アイテル式オリカ製作所ブログ

娘大好きなオリジナルカード職人が日々学んだ事を紹介してます。

箔押しの革命!アイデアは逆の発想から生まれる

いつからか箔押しオリカの作り方に疑いを持たなくなってしまっていた。

だから、この単純な作りに革命だ!と驚きを隠せなかったわけだ。

 

箔押しオリカの作り方は、誰がそれを言い出したのかはわからないが、まずスタンピングリーフをOHPやラベルシールに描かれた箔用の絵に転写する事から始まる。

その転写されたOHPやラベルシールを元になるイラストが描かれた絵の上に貼り付けるのが主流なわけだ。


スタンピングリーフ 金 YK-S-1

 


エーワン 屋外でも使えるラベル レーザー ツヤ消しフィルム 透明 A4 10シート 31036

 

 

しかし、このやり方だと貼り合わせるのに少しばかり技術がいる。

特に気泡には悩まされている方も多いのではないかと思う。

そもそもOHPを使う場合は、シールになっていないため、貼り合わせるのには別に糊になる物が必要になるのも悩みである。

 


コクヨ OHPフィルム モノクロレーザー モノクロコピー A4 20枚 VF-5

 

そんな悩みは実は全く問題無かったのかもしれない。

 

というのも、箔押しした透明フィルムを作って貼り合わせるというやり方をしなくても、

直接イラストを印刷した紙の上に箔押しは簡単に出来るからだ。

もちろん箔押し機なんて物は使わない。

使えば綺麗にはなるだろうが、かなり高価な物になる上に、毎回専用に金型を作る必要がある。しかもこの金型がまた高いわけだ。


ホットスタンプ機 箔押し機 エンボスマシン 手動式 焼印 ディジタル制御 紙、プラスチック、木材、PU、レザーなどに適し 使いやすい 多機能 ホットスタンピング+ホットプレス+ダイカット+パンチング (10*13CM)

そんな物はなかなか一般的には手にする事はないだろう。

私もさすがに金型を毎回作ろうとは思わない。

 

ではどうするのか。

まずスタンピングリーフがどのようにして貼りつくのか、原理を簡単に説明しておこう。

 

ザックリ言えば、ペタつくとこにだけ箔がつく。という事。

  • レーザーは、用紙の上にトナーがつく事で印刷がされる。
  • インクジェットは、用紙の上にある糊の層に染み込む事で印刷がされる。

 

つまりトナーは上にあるのだから、熱を加えるとトナー部分だけがペタついて、そこに箔がつくのだ。

 

インクジェットの場合は、全体が糊の層なのでスタンピングリーフが置かれた部分全てに箔がつくわけだ。

 

この原理を利用して、インクジェット用紙に印刷後、この糊の層に必要になる箔部分だけ熱転写すればいいわけだ。

 

ある程度作り慣れているオリカ士は、これだけ聞いたらわかる人もいるだろう。

 

具体的にはどのようにするかだが。

これは、またオリカを作ろう作成編!で詳しく書いていきたいと思う。

 

とは言え、早く知りたいだろうから

ザックリと説明すると、

スタンピングリーフに使いたい箔絵部分の箔を残して、それを使ってインクジェット用紙に印刷されたイラストの上に熱転写するという事だ。

 

つまりは、用意する箔絵は通常の白黒を反転したものになるという事。

完全に逆の発想から生まれたという事だ。

 

オリカに限らず、物事は逆の事が大変に多い。

例えば、魔法の水がわかりやすい例だ。

 

何度も話しに出していて、だんだん代表作の様に思えてきたが、実はシール貼りを必要とする業界ではこの水貼りという作業は普通の事なのだ。

もっと言えばそれ専用のスプレーも売っていたりする。


リンテックコマース フィルム貼りスプレー 300ml HT-061

 

話が逸れたので戻すが、

印刷物に水をかけるという事自体、普通はやらないのが常識

水に強いと書いていたとしても、わざわざ水をかける必要を感じなければやらないだろう。

 

常識を捨て、ある程度考えたら実行する事。

特に誰かから聞いた事をそのまま信用するのはやめ。まず試してみる。

やらない方がいい、と聞いたからやらないはダメ!何故やらない方がいいのかを自分の中で明確に答えを出す事が重要!!

そこからの失敗という体験こそが後の発見に必要な財産になるんだと私は思う。