アイテル式オリカ製作所ブログ

娘大好きなオリジナルカード職人が日々学んだ事を紹介してます。

ロールス・ロイスに学ぶオリカ士としての道 考察

昨日お風呂で娘にこの小難しい話をし、ロールス・ロイスを何故米国は、自国の物として確立出来なかったのかと言う事について考えてみた。

 

何故、アメリカの富裕層は自国の安く、デザインもアメリカ向けに作られた物よりも、イギリスの高い車を好んだのか。

 

そして、どうすればアメリカのロールス・ロイスとして確立出来たのかを考えてみた。

 

何が大きく違うのか、数値化して考えてみると、3つの違いがある事が分かる。

それは、知名度、実績、そして信頼。

 

いつも私が娘に話している事だが、少ないものに価値がある。

だから、少なくする事に価値を出す事が出来ると教えている。

 

イギリスで生まれたその車は、間違いなくイギリス人のほとんどが知っている。

なぜなら国有会社となっているから、当然知らない方が少ないんではないだろうか。

それだけ知られた車が他の国で会社を出すとなれば、その知っていた人達はそれについても知るだろう。

 

この時点で米国とイギリスでの知名度の格差は明らかだ。

米国で、もともとイギリスのロールス・ロイスが好きな人にとって、同じ物が国内で買えるとなれば喜ばしいだろう。全く同じという保証があればという話にはなるだろうが。

 

米国の富裕層は、その高級であるが機能やデザインなど何かしらその車に魅力を感じる事で、購入を決めていたと思う。米国向けにリメイクされた物はあくまでリメイクされた物であり、イギリスのそれとは別物なのは間違いない。

 

つまり、そのリメイク品の良さをどれだけ知っている人間がいるのだろうか?という問題になる。

簡単に言ってしまえば、同じ名前の車が置いてあるだけで、新規に始めたお店の車と変わらないのだ。

中には偽物なんじゃないの?と考える人もいただろう。

 

まさにオリカと同じだなと思う。

世に無いデザイン、機能を出しても、本質使っているイラストは、元がありそこの流用に過ぎない。オリカはリメイクでしか無いわけだ。

その大元が知られていても、オリカで作られた絵は知られていないわけだ。

 

ここには知られている人の数が大きく関係している。その数が大きくなれば当然だが、その物の価値が高まるという事。

つまり、オリカで世に無いデザインをしたところで、元の作品が更に知られていくだけ。

いつまで経ってもその差は埋まらないわけだ。

 

何にしても言える事だが、初めから成功する訳では無い。色々な経験を得て実績を得る事が出来る。

その実績無くして成功は無い。

つまり同じようにやって初めて同じところに立てるという事。やり方だけ学びいきなり出来た

としても同じ価値を生み出すのは不可能だろう。

 

では金銭ではどうだろう。

元の作品と比べて圧倒的に安い価格にした場合、元の作品を上回る事は出来ないのだろうか。

場合にもよるが、金銭とは信頼の数値化された物だと私は思う。

どれだけ信用されかでその価値は高まる。

たとえ薄利多売を狙ったところで、価値が高まった訳では無い。つまりそこに信用が増したわけではないという事がいえる。

 

結局は元の作品がいいという事になるのではないだろうか。

 

ではどうすれば超えられるのか。

物事には終わりが必ずある。そして、成長も最初の勢いに比べるとだんだん緩やかになる。

超える事はなくても、同じようにそれを続け、実績を重ねていく事でその事を多くに広め信頼される数値を高めていく事で近づく事はできるんでは無いだろうか。

 

超えるのではなく、自分らしく道を進んで少しそれたところに答えがあるような気がする。